ニット 毛玉 取り方|傷めにくい電動毛玉取り器の手順と注意点
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お気に入りのニットに毛玉を見つけると、きれいに整えてまた気持ちよく着たくなりますよね。毛玉を取るときは、最初に衣類の表示と表面の状態を確認し、電動毛玉取り器を使える場所かを見分けることが大切です。
衣類と機器の使用条件に合い、平らで傷みのない面だけを手入れするのが基本です。机などに置いてしわを伸ばし、機器に破損がないことを確かめてから、ヘッドを軽く当てて繊維の目に沿ってゆっくり動かします。少ない毛玉でも確認する条件は同じです。

毛玉を取る前に素材表示と編み地を確認
同じニットでも、素材や糸、編み方、着用による傷み方はさまざまです。組成表示と取扱表示を見たあと、毛玉のある場所を確認しましょう。
素材名と取扱表示を見る
衣類の取扱表示には、洗濯・漂白・乾燥・アイロン・商業クリーニングに関する情報が記号で示されています。衣類の表示と毛玉取り器の適用範囲の両方に合うことが、使用を決めるポイントです。
ウールは、熱と湿気に機械的な作用が重なると、繊維が絡み合ってフェルト化し、緻密化や縮みにつながることがあります。アクリルは静電気の蓄積によって表面に毛羽の玉ができる特性があり、紡績ナイロンにも毛玉ができる特性があります。
ただし、素材名が同じでも組成比や毛足、編み地は同じとは限りません。素材名だけで使用の可否を一律に決めず、その衣類と機器の条件を合わせて確認します。
電動毛玉取り器を使わない箇所
次の箇所は、電動毛玉取り器を避けます。
- 毛足が長い、または毛羽立った部分
- 縫い目、刺繍、アップリケ、凹凸がある部分
- 毛玉ではなく、糸が飛び出している部分
- ほつれ、薄れ、弱りがある部分
低撚の糸を使ったニットは、織物よりも繊維が表面へ移動しやすく、毛玉が生じる要因になります。ゆるい編み地、起毛した面、透かし編み、装飾のある部分にも一律に電動処理をせず、機器を使える状態かを丁寧に見分けましょう。

ニット 毛玉 取り方の具体的な手順
衣類と機器の使用条件に合うことを確認できたら、次の順序で進めます。ここでは、T-falの充電式毛玉クリーナーJB7000J0を使う場合の操作を整理しています。
- 平らな場所に置く
衣類を机などの平らな場所に置き、しわを伸ばします。薄い生地は二つ折りにしてから、平らな台へ置きます。
- 金属メッシュとカッターを確認する
金属メッシュとカッターに破損や変形がないかを見ます。破損や変形がある場合は使用しません。
- 衣類を押さえ、ヘッドを軽く当てる
衣類が動かないように手で押さえながら、毛玉のある平らな面へヘッドを軽く当てます。強く押し付けたり、ヘッドを鋭角に当てたりしないでください。
- 繊維の目に沿ってゆっくり動かす
繊維の目に沿い、ヘッドをゆっくり動かします。縫い目や凹凸、装飾の手前で止め、その部分を越えて動かさないようにします。
途中で糸の飛び出し、ほつれ、薄れ、弱りに気づいたら、その箇所にはヘッドを当てません。少量の毛玉も同じ手順で扱い、衣類や機器の条件に合わない場所には使用を控えます。
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毛玉の再発を抑える摩擦ケア
ウール衣類の毛玉は、着用中の摩擦によって生じます。特にひじ、脇、袖、腹部、身頃の脇は毛玉ができやすい場所です。毛玉を取ったあとも、これらの部分のこすれを小さくすると、毛玉の予防につながります。
洗濯できるウール衣類では、取扱表示の範囲で裏返して洗い、柔軟剤を避けます。着用中も、毛玉が出やすい部分の摩擦をできるだけ減らすのがポイントです。
まとめ
ニットの毛玉取りは、組成・取扱表示と表面の状態を確認し、電動毛玉取り器を使える箇所だけに正しい手順で当てることが大切です。
衣類を平らに置いてしわを伸ばし、金属メッシュとカッターを確認してから、衣類を押さえつつヘッドを軽く当てます。繊維の目に沿ってゆっくり動かし、強く押したり鋭角に当てたりしません。毛足の長い部分や毛羽立った面、縫い目、装飾、凹凸、糸の飛び出し、ほつれ、薄れ、弱りがある部分は避けましょう。
仕上げたあとは、洗濯時に裏返すことや、着用中の摩擦を減らすことも取り入れると、お気に入りのニットを心地よく着続けやすくなります。
